ある用途に使う部品で、同じ形状のものを作るには幾つかの方法があります。例えば、少し複雑な形状を最新の加工機で3次元切削で作ることが出来ますが、実は従来からある板金加工の方法でも同様な形状で同じ用途に使えることもあります。その場合、当然製品の単価が変わってきます。最初から「その方法しか無い。」と思い込まないこともコストダウンには必要です。まずはご相談くだされば、最新の設備技術が良いか、従来の技術が良いか、または第3の方法をご提案させていただきます。安田製作所には、お客様に提供出来る豊富な経験とそれに基づく知恵があります。さらにそれを可能にする最新の技術と従来の技術も両方持ち合わせているので、最適な方法を提案出来るのです。
「寸法公差」をどのように考えるかで、費用・製作時間・機能性・使用時の耐摩耗性等に大きな違いが出てきます。「その部品はどのように使うのか?」「どのぐらいの精度が必要なのか?」「製品の品質が安定するには?」「この場合の寸法公差はどうするか?」「プラス側の公差なのか、マイナス側の公差なのか?」「試作の段階であれば、量産時のことも含めてどうするか?」等、その案件に最も適した寸法公差を決めることが出来て、その加工が出来る、即ちお客様のご要望に最適な解決策を提示させていただき、さらにそれを実現する。それには、経験とデータの蓄積とそれを活かす知恵が必要です。また、表面をどの程度のキレイに仕上げる必要があるかも経験と知恵が活きる場面です。
私たちは、何でもかんでも安くというプライスダウンは致しません。何故なら、最終的にお客様が満足していただける方法は何なのか?を常に考えているからです。例えば、価格に関しても、その時に何も考えずにただ安く作るのは簡単です。ところが、リピート時のことまで考えると逆に高くなってしまい結果的にお客様の負担が増えるということがあります。同様の部品でも作り方によって耐用年数が違うので、最初は少し高かったが、後になって結局安上がりとなることもあります。また、試作時から量産時のことも考えて計画したので、最終的な納期も短くトータルのコストも削減できたということもあります。私たち安田製作所が、「トータルコストの削減」と言い続けているのは、こういうことです。お客様に満足いただける品質の製品でありながら、最終的にお客様の費用の負担が少なくなるように、設計段階試作段階から量産時リピート時の事まで考えています。
安田製作所は、「試作から量産まで」を手がけることが出来る会社です。製造業には、量産品の製造を得意とする会社、試作を得意とする会社などがありますが、「安田製作所は、試作から量産まで」を得意とする会社なので、最適な納期と価格でお客様のご要望に応えられます。何故なら、1個でも100個でもロットに合わせたフレキシブルな生産工程を用意出来るからです。また、1個の試作でも100個の量産でも、常に同様の品質で製品を提供することが出来ますので、「試作時と量産時で随分違う。」という心配をせず、安心してお任せいただけます。最終的な量産の工程を見据えた製作方法を提案出来ますので、お客様にとっては、「トータルコストの削減」にも繋がります。さらに組立加工も得意です。最終の調整・検査まで行いユニットとして納品させていただきます。
最近は、ものづくりネットワークをいろいろなところで目にしますが、安田製作所は以前から積極的にものづくりネットワークを行っています。「よこはまファクトリー」という組織がそれで、経験豊富な「ものづくりの匠」が集まり、それぞれの得意分野を活かして、ものづくりの課題の解決を図ります。
●コンセプトやアイデアを設計図に
●生産配慮のコストダウン設計
●機械加工図面へ展開
●大物薄物加工から小物機械加工
●筐体・板金加工、製缶加工、組立
●機械組立、検査
安田製作所が窓口となって納品まで監理を行いますので、品質・納期は勿論、材料の成分、環境配慮まで含めてご安心いただけます。
安田製作所で手がけさせていただくものは、<弱電・強電・自動車・航空宇宙・ロボット・医療・建築・食品・サービス>と多岐に渡る業界の製品です。また、ご依頼いただく内容も設計からという場合や、図面をお預かりしてそこから製作という場合もあります。部品として納品させていただく場合もありますが、組立加工・調整まで行いユニットとして納品させていただくことも得意です。また、大手企業様から個人のお客様様まで、様々なお客様にご利用いただいております。最近では、先進的な製品やサービスの開発時に安田製作所を開発パートナーとして選んでいただき、お客様と一緒に新しいシクミづくりにも挑戦させていただいております。